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フラーレンとは

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 化粧品などに配合されるフラーレン(Fullerene)とは、炭素原子が多数つながり、球状あるいはチューブ状の構造を持った炭素分子のことを総称していいます。この炭素原子の集合体(クラスター)は、様々な分野での応用実用化が期待されており、「夢のナノテク素材(ナノカーボン)」とも呼ばれています。炭素からできている素材としてはダイヤモンドとグラファイト(黒鉛)、無定型炭素(炭)が有名ですが、これに次ぐ第4の炭素同素体がフラーレンです。


フラーレン
フラーレンには様々な種類がありますが、そのなかで最初に発見されたことや、構造の美しさから、最も広く知られているのものがあります。そのフラーレンが、炭素原子が60個結合し、サッカーボールのような閉じた分子モデル構造をしている「C60」と呼ばれているものです。別名「バックミンスター・フラーレン」。同じような立体構造をもつドーム建築物のデザイナー、バックミンスター・フラー氏の名前に由来しています。


 この直径が0.7ナノメートル(ナノとは1億分の1のこと)の物質フラーレンは、1985年にその存在が確認されて以来、世界中の科学者に注目され、その特性や応用用途への研究がなされてきました。その過程で前述のC60をはじめ、70個の炭素原子が結合したC70、またそれ以上の炭素原子が結合したもの、さらに筒状のカーボン・ナノチューブが発見されています。


 現在では、フラーレンは、その抗酸化作用・美白作用を利用した化粧品や美容液などの美容分野において、既に実用化されています。そのほか、フラーレンが持つ様々特性を活かし、材料、バイオ、医療、エネルギーなど幅広い分野への応用が期待されているところです。

         

フラーレンについて

フラーレンは炭素原子で構成されている微小な中空状の分子です。フラーレンの存在が確認されたのは1985年のこと。現在、素材やバイオなどの多くの先端技術分野で、その特異な機能を示すことが期待されています。

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